機能と特長3

管理機能

FortiMailは、Web管理者画面を用意し、ユーザ管理、システム設定、バックアップや構成などの運用に関わる設定、モニタリングやログ、レポート、アラート管理など、全機能を一括して管理・運用することができます。また、Web管理画面以外にもシリアルコンソールやSSH接続による管理コマンドによる操作も行えます。

管理者権限

FortiMailは、システム管理者とドメイン管理者の2種類の管理者によって運用・管理を行います。いずれの管理者にも機能によるアクセス権限(権限なし/閲覧のみ/読み書き)を設定することができます。アーカイブ閲覧権限のみ、あるいはフィルタリングで隔離されたメールの閲覧権限のみなど管理者を柔軟に設定することもできます。

  • システム管理者
    全管理者機能を利用可能な管理者。システム管理者は、初期登録された管理者以外にも複数追加できます。
  • ドメイン管理者
    ドメイン管理に必要な管理者機能のみ利用可能な管理者。1ドメインに対し、複数のドメイン管理者を追加できます。

ユーザ管理

FortiMailは、柔軟なユーザ管理機能が用意されています。手動メンテナンス以外に、CSVによる一括メンテナンス、LDAPとのアカウント・認証連携も可能です。また、内部・外部メールアドレスを含めたエイリアスを作成することもできます。

マルチテナント

FortiMailはマルチテナントに対応しているため、ドメイン単位で専用のメール環境や設定を管理することが可能です。ドメイン単位での独自のパラメーター、メール送受信、ルーティング、各種機能やポリシー設定、ログ・レポートなどの管理が可能です。また、これらの設定をLDAPにより集中管理することで、ローカルの設定を限りなくゼロにすることも可能です。もちろん、複数台構成で運用する際にも、設定情報は集中管理することができます。

ポリシー及びプロファイル管理

FortiMailは、各種ルールをプロファイルとして設定し、それを各ドメインやユーザに紐付けてアクセス制御やポリシーを作成する方法を取っています。プロファイルでは、かなり詳細な内容に落とし込んだ設定が可能ですので、自由度の高いポリシーを設定することができます。

モニタリング

FortiMailは、システムステータス、メールキュー、隔離メール、アーカイブメール、ログ、レポートなどの各種項目を詳細にモニタリングすることができます。

ログ管理

FortiMailは、ログについても詳細かつ柔軟に管理することができます。ログ取得期間やサイズ、レベルなどの設定だけでなく、SMTP、POP3、IMAP、Webメール、管理者ログイン、設定変更、システムアクティビティ、アップデート、HA、アンチスパム、アンチウイルス、暗号化、ヒストリーなど多くのポリシーを選択して設定することができます。また、ログ保存先として、ローカル・リモートいずれの環境にも対応しています。

レポート管理

FortiMailは、膨大なクエリの中から任意のものを選んで、レポート設定を行うことが可能です。また、スケジュール設定を行い、指定したメールアドレスに対して、HTML形式かPDF形式のレポートを送付することもできます。

システム構成

3つのモードよる導入・運用が可能

FortiMailには、サーバモード、ゲートウェイモード、トランスペアレントモードという3つの動作モードが用意され、お客様の環境に適したモードでの導入が可能です。

  • サーバモード
    メールサーバとして動作し、SMTP、POP3、IMAP、Webメールといったメールサーバ機能を提供します。スパムやウイルススキャンなど、全てのセキュリティ機能も利用できます。

    サーバモード構成イメージ
    サーバモード構成イメージ

  • ゲートウェイモード
    プロキシ型メールゲートウェイとして動作し、既存のSMTPリレーの経路を変更して設置します。インバウンド・アウトバウンドメールのゲートウェイセキュリティを提供し、メールの中継を行います。

    ゲートウェイモード構成イメージ
    ゲートウェイモード構成イメージ

  • トランスペアレントモード
    ブリッジ型メールゲートウェイとして動作し、導入時に既存のネットワーク構成を変更する必要がありません。SMTPセッションをインターセプトして、インバウンド・アウトバウンドメールのゲートウェイセキュリティを提供し、メールの中継を行います。

    トランスペアレントモード構成イメージ
    トランスペアレントモード構成イメージ

HA構成

FortiMailは、共通設定とアクティブ・パッシブの2種類のHA構成をサポートしています。

  • 共通設定(Config-Only HA)
    最大25台のFortiMailの設定を共通化でき、ロードバランサーやDNSラウンドロビンによる負荷分散構成で運用することができます。FortiMailは最大25台まで設定を共通化することができます。
    ※但し、各FortiMailは個別に運用する必要があります。

    負荷分散構成イメージ
    負荷分散構成イメージ

  • HAフェイルオーバー構成イメージ
    HAフェイルオーバー構成イメージ

    アクティブ・パッシブ
    最大2台のFortiMailのフェイルオーバー構成です。死活監視、設定同期、メール同期、HAインターフェース冗長化、リカバリー後の動作選択(起動・終了、オフライン等)ができます。

マルチテナント・仮想ホスティング

マルチテナント・仮想ホスティング構成イメージ
マルチテナント・仮想ホスティング構成イメージ

FortiMailの仮想ホスティング(IPプール)機能を利用して、アンチスパム・アンチウイルス機能を1台に統合し、ドメイン単位で仮想ホストのポリシーやアクセスコントロールを設定し、運用することができます。最大10,000ドメイン(FortiMail-5001Aの場合)を1台のFortiMailで管理可能です。


製品ラインナップ

技術仕様 FortiMail-100C FortiMail-400C FortiMail-2000B FortiMail-3000C FortiMail-5002B
インタフェースとモジュール
GbE SFP インタフェース - - - 2 0
10/100/1000 インタフェース 2 4 6 4 3
10/100 インタフェース 1 - - - -
シリアル管理コンソールインタフェース(RJ-45) 1 1 1 1 1
USBインタフェース(A端子 / B端子) 2 / 0 0 / 1 2 / 0 2 / 0 2 / 0
ストレージ 1 TB 1 TB × 2 1 TB × 2
(オプションで6TB)
1 TB × 2
(オプションで6TB)
146 TB
(RTMモジュール)
内部バックプレーンベース/
ファブリック チャネル インタフェース
- - - - 2 / 2
RAID ストレージ管理 - ソフトウェア:0、1 ハードウェア:1、5、10、50、
ホットスペア(ドライブの台数に基づく)
ハードウェア:1、5、10、50、
ホットスペア(ドライブの台数に基づく)
-
システム性能
管理ドメイン数 50 500 5,000 5,000 10,000
受信者ベースのポリシー数
(ドメイン / システム)
送信または受信
60 / 300 600 / 3,000 1,500 / 7,500 1,500 / 7,500 1,500 / 7,500
メールボックス数 (サーバモード) 200 1,000 3,000 3,000 3,000
アンチスパム、アンチウイルス、認証、コンテンツプロファイル
(ドメイン / システム)
50 / 60 50 / 200 50 / 600 50 / 600 50 / 600
ユーザ数無制限ライセンス
パフォーマンス(メッセージ数/時:3Kのメッセージサイズに基づく、キューイングがない場合)
メール・トランザクション数 90,000 400,000 1,500,000 2,000,000 2,300,000
アンチスパム 85,000 350,000 1,300,000 1,800,000 2,200,000
アンチスパム+アンチウイルス 80,000 320,000 1,200,000 1,600,000 2,000,000
参考価格
初年度 (アプライアンス+バンドル) 341,000円 2,003,000円 7,713,000円 8,957,000円 20,908,000円
2年目以降 (バンドル) 57,000円 475,000円 1,824,000円 2,118,000円 5,614,000円

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